「世界で最も住みやすい都市」メルボルン
英経済誌のエコノミストが発表する「世界で最も住みやすい都市」ランキングの1位常連であるメルボルン。
このランキングは、世界の主要140都市を5つの基準で評価したものです。
|
2019年版では惜しくも1位をオーストリアのウィーンに取られていますが、それでも堂々の2位(ちなみに日本からは大阪と東京がトップ10にランクインしています)
正直、日本のパスポートを持っている以上はヘルスケアと教育に関しては日本で受けるのが価格・選択肢の幅的に一番良いと思いますし、治安も良いとは言え、日本ほどではありません。
ただ、今回はわたしが住んでみて実際に感じたメルボルンの魅力を書いていきます!
住んでみてわかったメルボルンの魅力
まずは、人々の寛容性と平等性。シティの中心部では特に様々な国籍、文化が入り混じっていてお互いがお互いの良いところを認め合って生活している感じです。
銀行員、公共交通機関の運転手など日本では日本人スタッフしかみないような場所であっても様々な国の人が働いているのにも驚きました。
実際わたしの職場のレストランもかなり多国籍で、オーナーはマケドニア🇲🇰、スタッフはオーストラリア🇦🇺、アメリカ🇺🇸、インド🇮🇳、エジプト🇪🇬、フィリピン🇵🇭、インドネシア🇮🇩、ミャンマー🇲🇲、シンガポール🇸🇬と、働きに行くだけで世界の様々な文化を知れるのはとっても楽しいです。
また、人々がフレンドリーにも無関心にもなれるところがわたしのお気に入りです。
例えば、バスを待っていると高確率で隣に座っている人から話しかけられます。いや、なんなら空いているバスに乗ると運転手さんも話しかけてきます(笑)
「仕事帰りなの?お疲れさま〜」とか「今日は風が強くてひどい日だったね」とか、本当に数分の会話でその後はもう会うこともないであろう人なんですが、そのちょっとしたコミュニケーションに心がほっこりしたりします。
それから無関心についても。例えば、日本だと寒い日に夏の格好、もしくは暑い日に冬の格好をしている人ってあまり見かけませんよね。
半袖短パンの人とダウンコートを着込んでいる人が行き交っていたらどちらかにツッコミを入れたくなってしまいますが、メルボルンだとこの光景は日常茶飯事。
気温の感じ方も着たい服も人それぞれ。誰も気にしている様子はありません。
ちょっと例えがわかりづらかったかもしれませんが、残念ながらこの2点って日本の都市部に住んでいると逆転する気がするんです。
つまり、知らない人と突然雑談を始める場面はあまりないけど、自分の感覚と違う言動・行動をしている人がいたらとても気になる。
これは国民性だし、日本の日本人率の高さ(外国人率の低さ)にもよるものなんだろうけど、海外で色々な経験をすると日本ももっと面白い社会になったらなあと思うのです。
アートの街 メルボルン
次に、街全体の芸術性と遊び心。
メルボルンのメルボルンとしての歴史は200年ほどで、わたしの故郷札幌とそれほど変わりません。
ただ、古い建築物と現代の生活の共存の仕方がめちゃくちゃかっこいい!!
開拓当初に建てられたであろうめちゃくちゃ重厚感のある建物がシティのメインストリートにも数多く残されていてアパレルやレストランとして使われています。
これH&Mですよ。
また、新しい建築物もデザイン性と遊び心抜群でそういった街並みを見ているだけで楽しいのです。
ギラギラで変な形のビルがたくさんの中に
こういう荘厳なやつも混じってます。
(ちなみにこれエアビで発見した私たちのおうちの外観です。上半分はホテル、下半分が住居として使われています。)
街の至る所にアート作品も点在していて、街全体が美術館や博物館のような気がしてきます。
それから、実際の美術館と博物館のレベルが高すぎです!
が、これについては別の記事で書いていこうと思います🤗